6月実施の診療報酬の改定について

機能強化加算

【初診時の「機能強化加算」ついて】

当院では「かかりつけ医」機能を有する医療機関として「機能強化加算」を算定し、必要に応じて次のような取り組みを行っています。

  1. 健康診断の結果等の健康管理に係る相談に応じます。
  2. 必要に応じて、専門医師や専門医療機関をご紹介します。
  3. 介護・福祉・保健サービスに係る相談に応じます。
  4. 必要に応じて、受診されている他の医療機関や処方されている医薬品を把握させて頂くため、お薬手帳のご提示やご質問をさせて頂く場合があります。

※ 厚生労働省や都道府県のホームページにある「医療機能情報提供制度」のページで、かかりつけ医機能を有する医療機関等の地域の医療機関が検索できます。

オンライン資格確認について

2023年4月より厚生労働省が定めたオンライン資格確認が原則義務化されるにあたり、当院でも運用を開始いたします。
これまでは健康保険証をお預かりして資格情報をシステムに入力する方法で医療保険の資格を確認してきましたが、今後はマイナンバーカードのICチップや健康保険証の記号番号により、オンラインで資格を確認します。
さらに過去のお薬情報や特定健診結果などの情報も正確に共有することが可能となります。

【オンライン資格確認とは】

患者さんの保険資格の確認作業をオンラインで行うことです。
医療機関や薬局窓口でマイナンバーカードのICチップ、または健康保険証の記号番号等により、オンラインで個人の資格情報の確認ができることをいいます。

【オンライン資格確認のメリット】

診療費用が安くなる!

従来通りの保険証を利用する場合:初診時6点・再診時2点、「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」が加わり、マイナ保険証を利用する場合は初診時2点・再診時0点、マイナンバーカードを持参した場合の方が診療費が少し安くなります(3割負担の方で最大約12円の差が生じます)。

過去のお薬情報や特定健診等の情報を正確に共有

患者さんの同意があれば、過去に処方されたお薬情報や特定健診の情報を受診先担当医が共有することができます。薬手帳や健康診断報告書を持ち歩く手間がなくなります。

一度登録すればずっと使える!

マイナンバーカードを健康保険証として利用するためには事前登録が必要ですが、一度ご登録いただけばずっと使用することができます。例えば、結婚や転職などで医療保険が変わっても、新しい健康保険証の発行を待たずにご利用いただくことができます。
☆マイナンバーカードを保険証として利用するためには、患者様ご自身での事前登録が必要です。
登録方法等、詳しくは「厚生労働省ホームページ」をご確認ください。

時間対応加算

◆上記以外の診療時間外の時間や休日、夜間等は、当院の電話番号にお電話いただくと、対応をご案内させていただきます
◆それ以外に、医師が不在等で対応できない場合には、電話は留守番電話にしております。
この場合は、従前より病診連携している、大同病院 救急外来にご相談ください。
大同病院:052-611-6261

熱のある方の診察します

受診歴の有無に関わらず発熱患者等の受入れを行います。

外来感染対策向上加算について

患者様が安心できる医療を提供するため、診療報酬改定に関連して「外来感染対策向上加算」の施設基準の届出を行い、令和6年3月より外来感染対策向上加算(患者様1人につき初診・再診に関わらず月1回6点)を算定させていただいております。
また、2024年(令和6年)の診療報酬改定により、感染防止対策を講じた上で初診を行った場合に「発熱患者等対応加算」として、月1回に限り20点加算となっております。
当院は、愛知県の診療・検査医療機関に指定されており、感冒症状があるなど新型コロナウイルス感染症が疑われる患者様は、感染対策を講じ、通常診療の患者様と診察室を分けて診療を行っています。また院内感染対策に関する研修や指導など院内感染防止対策を講じた取り組みも行っています。 当院では今後もマスクの着用、手指の消毒、院内の換気などの対策を実施し、感染対策に努めていきますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。

医療DX推進体制整備加算

医療DXとは?
「DX」とは「デジタルトランスフォーメーション」の略称で、デジタル技術によって社会や生活の形を変えることを指す言葉です。
医療DXでは、診察・治療・薬剤処方等における情報を最適な形で活用し、皆様がより良質な医療を 受けられる体制の構築を目指します。

【当院で取り組んでいること】

  1. オンライン請求を行っております。
  2. オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報等を活用して診察室で閲覧又は活用できる体制を有しております。
  3. マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。
  4. 電子処方箋の発行(今後導入予定)
  5. 電子カルテ情報共有サービスの取組を実施(今後導入予定)

当院では医療DXの推進に伴い 2024年6月1日より医療DX推進体制整備加算(8点)を月に1回加算
ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

当院として行っている事項

  • 明細書を患者様にに無償で交付しています。
  • 薬剤の一般的名称を記載する処方箋を交付する場合に一般名処方の趣旨を患者様に十分に説明しています。
  • (イ) 患者ごとの相談内容に応じたケースマネジメントを行っています。
    (ロ) 障害福祉サービス等の利用に係る相談を行っています。
    (ハ) 介護保険に係る相談を行っています。
    (ニ) 当該保険医療機関に通院する患者について、介護支援専門員からの相談に適切に対応しています。
    (ホ) 市町村、保健所等の行政機関、地域生活支援拠点等との連携を行っています。
    (ヘ) 精神科病院等に入院していた患者の退院後支援を行っています。
    (ト) 身体疾患に関する診療又は他の診療科との連携を行っています。
    (チ) 健康相談、予防接種に係る相談を行っています。
    (リ) 可能な限り向精神薬の多剤投与、大量投与、長期処方を控えています。
  • 情報通信機器を用いた診療の初診の場合には向精神薬を処方しません。
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